かっぱ寺【栖足寺】日本昔話の舞台
まんが日本昔ばなしの舞台となった栖足寺
栖足寺(せいそくじ)通称、かっぱ寺は
700年の歴史を持つ古刹です。
元応元年1319年(鎌倉時代)、下総総倉の城主、千葉勝正の第三子の徳夐覚照禅師により開山した禅寺といいます。
かっぱ寺の由来 河童の甕
昔、河津川に河童が棲んでいた。
河童は水浴びをしている子供の足を引っ張ったり、夜道を歩く娘を驚かしたりと悪さをしていた。
ある日、馬に悪さをして村人に捕まり、殺されそうになって井戸に逃げ込んだ河童を栖足寺の和尚さんが助けてあげた。
その晩、和尚さんのもとに河童が現れ、お礼にとかめを置いていった。
それは耳をあてると川のせせらぎの音がサラサラ聞こえてくる不思議な壺だった。
今でも耳をあてると川のせせらぎが聞こえてくる。
この昔話は、「まんが日本昔ばなし」に取り上げられ、テレビ放送されたそうです。
本堂の中にあるテレビ お線香のにおい、懐かしい番組、薄暗い室内、 蝉の声
私達家族しかこの時間いなかったので、シーンとした時間が不思議な
懐かしさと居心地の良さに包まれます
噂の「河童の甕」についてはの拝聴体験はがあるそうで
500円、要予約が必要ということでした。 残念!!
興味ある方はぜひ、拝聴体験されてみては?
昔話では、和尚さんに助けられ甕を置いていった河童はその後、姿を表すことも無くなりいつしか河童の事をみな忘れていったそうです。
甕からせせらぎが聞こえる内はどこかで河童は元気でいると伝えられています。
見所 御朱印の多さがすごい
48種の花礼柄御朱印
奉納量300円で頂けます。
種類が豊富で迷ってしまいます。
通常御朱印
河童禅師のデザインの御朱印、奉納料600円で頂けます。
河童デザインの御朱印帳
価格2000円 栖足寺オリジナルデザイン
きゅうり封じ
かっぱ寺ならではの見どころが多いです。
また静かな雰囲気で居心地が良く、御朱印や
かっぱギャラリーなどが本堂にあるので、あがってゆっくりとみることができます。
かっぱ伝承に出会えること、それはこの土地の豊かな自然の現れに思えます、
かつて「かっぱがいた川は埋め立てられた」なんてことも多い世の中
こちらのお寺との出会いは
かつてあった日本人と自然を感じられる場所でした。
歴史と風習に包まれた良いお寺です。
河津に訪れた際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか(^▽^)/