こまえ探究記~郷土史と古代信仰と~

こまえ歴史探訪

日本の文化と歴史をたどって

上矢部の板碑

神奈川県相模原市上矢部

 

 f:id:honaemon:20200122101301j:image

 

 

 

上矢部乾元2年の板碑

 

 

 横浜線矢部駅から北へ進むこと1.5キロ

淵野辺駅からバスで薬師堂を下車

 

相模原市中央区上矢部3丁目にあたる

道沿いに小さな案内板があります。

 

f:id:honaemon:20200122101313j:image

 

ともすると見逃しかねません!

 

f:id:honaemon:20200122101329j:image

 

左へ進むと祠が見えてきました

 

f:id:honaemon:20200122101243j:image

 

この祠の中に安置されているのは

「乾元2年(1303)八月日」

と彫られた一基の板碑です。

 

板碑とは死者を弔うために建てる

石の卒塔婆の事で

鎌倉~室町時代に多く

江戸時代ではほとんど

つくられなくなりました。

 

f:id:honaemon:20200122113114j:image

 

安置されている板碑には中央に

阿弥陀如来」下部には花瓶が左右にあり

ノミで彫られたあとの線がよく残っています

 

f:id:honaemon:20200122113132j:image

 

(板碑の詳細な画像は市のサイトなどでご覧下さい)

 

11.上矢部乾元二年の画像板碑|相模原市

 

 

 

由来についての文献は残っていませんが

伝承によると和田合戦で(1213)滅んだ横山党

矢部義兼とその一族を弔うために遺族と旧臣

により追善供養が行われたと伝わっています。

 

 

f:id:honaemon:20200122172008j:image

 

板碑の重要性と保存

 

市内にはおよそ90枚ほどの板碑があるとされ

主に関東に多く鎌倉から室町に集中した板碑は

鎌倉武士の信仰に関連があるとされています。

 

上矢部の板碑も郷土や歴史を知る上で

貴重な文化財であり地域で理解を深め

大切に保存し後世へも継承していきたいと思いました。

 

近くには矢部氏の土塁と伝わる場所もあるので

 

詳しくは事項へ続きます。

 

 

 

参考資料

 

 

 

スナップフォト

 

撮影日

2019年12月22日

2020年1月21日

 

f:id:honaemon:20200122113249j:image
f:id:honaemon:20200122113234j:image
f:id:honaemon:20200122113243j:image
f:id:honaemon:20200122113238j:image
f:id:honaemon:20200122113254j:image

 

 

所在地

〒252-0201 神奈川県相模原市中央区

上矢部3丁目12−19

goo.gl